お久しぶりです!なかなかブログ更新しない間に、たくさんの経験と出会いがありましたのでご報告させていただきます☆
遡るは、9月14日。
この日は夢まき座の
新人公演でした。
舞台も演技経験も初めて!という新団員も多く、また劇団員だけの力で音響も舞台も呼び込みも演出も行ったという、劇団自体にとっても大きく前進できた公演になりました。
新団員の中にはきっと、
「え?こんな場所でミュージカルするの?」って思った者もいたかもしれません。
新人公演は、いつも私たちが稽古で使わせていただいている、宮城クリニックさんの2階で行いました。
でも、演劇って市民会館やビッグバンみたいな、ちゃんとした舞台があって、幕があって、客席があって…
そういうところばかりでやるだけが演劇ではないんです。
演出しだい、ひとりひとりのアイディア次第で、どんな場所だってお芝居はできるんです。
照明や音響や屋根がなくたって、お芝居はどこでだって出来る。
可能性は無限大なのです♪
実は、すべての環境が揃っていることの方が、むしろ少ないかもしれない。
写真を見て、真面目な劇団じゃないんじゃないかと思われた方。
いやいや、ガチでこの演技に気持ち込めてます(笑)
ちなみに、写っているのは団長の
宮城と副団長の
ニダです。
新人公演の次は10月19・20日に行った、
第2回公演 朗読劇☆
…の、稽古の1ショットです。さっきの写真↑(笑)
公演に足を運んで頂きました皆様、本当にありがとうございました!
楽しかったし、メチャクチャ緊張したなあ…(JODYはね(笑))
会場は
「川辺りの散歩道 あとりえDaDa」さん。
この会場がまた素敵なんだ!名前の通りの、川辺りで、木のぬくもりが優しい素敵スペースなのです。
こんなにお客さんと近い場所で、役者とお客さんの息遣いが感じられる場所での公演は、ほとんど初めての経験だったから、本当に観客のみなさんにいい体験をさせて頂きました。
3回公演、3ステージとも
満席御礼!感謝雨嵐!!そう。2日めの公演は大雨だったんだ。
足元が悪く、かつ寒い中にもかかわらず、たくさんの方に観に来ていただけたんだよなぁ…(;_;)
改めて、石巻のみなさんに劇団を少しづつ知って、愛していただけてきているのかなと実感できる公演になりました。
これからも応援よろしくお願い致します!演目は
「ないた赤おに(浜田廣介 作)」と
「注文の多い料理店(宮沢賢治 作)」でした!この公演をご覧になった方から、ぜひうちで公演を!と、この演目で年末オファーを頂きました!
ありがたい話だなぁ〜・゜・(ノД`)・゜・
市民の、石巻の劇団でありたいと切磋琢磨している我々であります。
ぜひ、うちで勉強してみないかい?腕試し公演を!という、温かいオファーをこれからもお待ちしております!
この、のぼりをご存知の方は、結構 夢まき座ツウ♪
劇団を立ち上げるちょっと前に、プレ旗揚げを石巻立町で行った時の戦友とも言えるのぼりなのです。
その時の演目が新人公演や、この日行った親子劇場でまたみなさんに楽しんでもらえるとは…
のぼり君も日に照らされて、感無量のことと思います。
11月9日、この日は
「さるとびエッちゃん」の紙芝居と、立体大型紙芝居
「はだかのおうさま」で
親子劇場を行いました。小さいお子さんがお芝居に生で、直に触れられる機会って、実はすごく限られていたりするんですよね。
しかも、なかなか小さな街や芝居に触れる機会が少ないと、先にも述べたように
「劇団って、ひまわり?劇団四季みたいなことすんのすか?」とか
「歌って踊るんだっちゃ?」とか。
どこかイメージが偏ってしまっていたりします。
もちろん、そうなんだけれども、それだけじゃない。お芝居が市民のみなさんにもっと敷居の低いものになって欲しいし、子供達にもこんなにお芝居って楽しいんだ!小学校に入学する前の子供たちにだって、お芝居を存分に楽しむ権利がある!肌で感じてもらえる機会を作りたいと思って行った公演でした。
また、定期的に公演していきたい企画です。
全身で楽しんでくれる子供たちに、心の底からそう思わせてもらえました。
こうして見ると、この3ヶ月で本当に色んなことをしてきていた夢まき座。
一生懸命で気がつかなかったけれど、やっぱりちゃんとこうして振り返ることも大切だね(笑)
長々とお付き合いいただき感謝!
まだまだ報告は続きますよ!
このオレンジのつなぎに見覚えのある方も多いはず。
12月30・1日と石巻中央公民館で
「イシノマキにいた時間」の仕込みから本番までの裏方をお手伝いさせて頂きました。
さすがプロだなぁ…と勉強になることばかりで貴重な経験になった。
夢まき座以外の石巻の団体さんとも協力して裏方をバックアップするんだけど、たくさんの人達と協力連携していく大変さや楽しさも知ることができたし、駐車場整理や受付業務、掃除、撤収。自分たちの経験を生かすこともできたし、新しい経験を得ることもできました。
「イシノマキにいた時間」はこれからも全国を回って、震災後の石巻で何があったのかを伝えてくれます。
新作も近日公演するらしいですよ!
●「イシノマキにいた時間」オフィシャルWEBサイトhttp://www.ishinomakitime.com/そうそう!
公演、お手伝いの最中に、お勉強の時間と言うのもあって。
やっぱり、自分たちのことばかりじゃなくて、他のお芝居だってちゃんと観て技術を盗まなきゃっ!
…ってことで、劇団員みんなで潜入した
「もくれん朗読一座♯7 あわてんぼ」時系列が前後してしまうのですが、朗読劇を目前に控えた10月5日に「よし。同じ朗読とあれば行かないわけにはいくまい!」と稽古後に出撃したんです。
たった二人の役者さん。しかも朗読なのになぜこんなに躍動感やハラハラ感、主人公に知らぬ間に感情移入してしまって、一緒になって応援していた自分を思い出します。笑ったなぁ。
こんな、誰かの心に残る朗読劇を創ろう!と、一致団結して石巻の街の中を帰った夢まき座一行なのでありました。
…と、いうわけで
いしのまき市民劇団夢まき座の下半期報告〜其の壱〜
はひとまずこれにて小休止♪
実は、ありがたいことに、今後12月15日まで劇団オファーのお仕事がもう少し残っているのです!
追って
「其の弐」でご報告させていただきたいと思います!
長文お付き合いありがとうございました!